ルワンダのジェノサイドについて、最後です。
今回はスガシカオとつなげてみます。
ホテル・ルワンダの中に登場するジャーナリストが
こんなことを言います。
「世界の人々はあの映像を見て『怖いね』と
言うだけで、ディナーを続ける。」
この2つの映画を見て歴史を知ろうと行動に移す人が
どのくらいいるでしょうか?
その1で書きましたが、2つの映画では歴史にほとんど
触れていません。ルワンダの悲劇を「消費」させるような
演出に見えてしまう。穿った見方をすれば、意図的に。
ジェノサイドを引き起こすのは、歴史を糊塗する者と、
ディナーを続ける私たちの無関心だろう。
先ほど紹介したジャーナリストの台詞が、スガシカオの
あの曲と重なって仕方ありません。
ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て
「かわいそうに」 なんてつぶやいてる
こんな自分 ケリたくなるくらい キライ!
バックナンバーです↓
ルワンダの「ホテルと涙」 その1
ルワンダの「ホテルと涙」 その2
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